VDP (MSX)
読み:ヴィーディーピー
外語:VDP: Video Display Processor
MSXシリーズで使われていた画面表示プロセッサーの総称。
概要
MSXシリーズでは、次のようなプロセッサーが使われている。
MSXの時代終焉間近には、後継の試作がV9978、製品版としてV9990なるプロセッサーも発表されたが、これがMSXに搭載されることは遂に無かった。V9990は最後のMSXとなってしまったFS-A1GTに搭載予定だったそうである。
特徴
99x8シリーズは、CPUからI/Oポート経由でコマンドを受け取ると稼働する石である。
映像に関する様々な機能があり、CPUの負荷を減らせたが、速度自体はあまり速くなかった。そのため、MSXturboR+V9958よりも、PC-8801mkIISRシリーズ+Z80+ALUの方が画面スクロールなどが高速だったりもした。MSXturboRのCPU速度は88のV2モードの約5倍あったのに、である。
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