Sandy Bridge-DT
読み:サンディーブリッジ-ディーティー
外語:Sandy Bridge-DT

 第2世代Core i7/i5/i3用プロセッサーコア。Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャーのプロセッサーコアの一つで、メインストリーム用。デスクトップPC用でSandy Bridgeというと、このSandy Bridge-DTになる。
目次

概要
 Sandy BridgeのCore i製品として、最も数多く出ている。
 ハイエンドから、Pentium/Celeronブランドを冠したローエンドまで、幅広いラインナップが揃っている。

特徴

仕様表
項目特徴
マイクロアーキテクチャーSandy Bridgeマイクロアーキテクチャー
コアのクロック周波数 
オペレーション速度最大6μop/サイクル
1次キャッシュ32Kiバイト
2次キャッシュ(MLC) 
3次キャッシュ(LLC)最大8Miバイト、全コア(CPUおよびGPU)で共有
製造プロセスルール32nm
ダイサイズ 
集積トランジスタ数9億9,500万
 Sandy Bridgeにおいては、CPUコアから見るとMLCは2次キャッシュ、LLCは3次キャッシュであるが、GPUコアから見るとLLCが2次キャッシュになるため、2次/3次という用語は使わず、MLC/LLCという。

プラットフォーム

後継
 後継コアは、22nmにシュリンクされるIvy Bridgeである。
 また、後継のアーキテクチャーは「Haswellマイクロアーキテクチャー」である。

製品

ブランド
 次のような製品がある。
 Core i7 Extreme Editionは、改良版であるSandy Bridge-Eコアが採用されている。

記号
 ブランド名は従来のCore i7/5/3と同様でプロセッサーナンバーで区別するが、これが4桁となった。更に、同じプロセッサーナンバーでも末尾の英字記号で区別されることがある。

全ラインナップ
 第2世代であるので、Core iシリーズの4桁のプロセッサー・ナンバーの頭の数字は「2」で始まる。

デスクトップ用

サーバー用

モバイル用

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