SH-Mobile
読み:エスエイチ-モバイル
外語:SH-Mobile: SuperH Mobile Application Processor

 ルネサスのSuperHシリーズのうち、携帯電話機等への使用を想定した製品シリーズの旧名。その後は「R-Mobile」となった。
目次

概要
 マイクロプロセッサーコアにRISCプロセッサーのSuperHを使い、多機能携帯電話機などに便利な機能を付け加えた製品シリーズがである。
 モバイル向けSHであることから、SH-Mobileの名が付けられた。
 スマートフォンなどのアプリケーションプロセッサとしての利用が想定されていた。
 2010(平成22)年までこのブランドで展開され、2011(平成23)年以降はEMMA-Mobileを統合して「R-Mobile」となった。

ラインナップ

アプリケーションプロセッサ
 ツリーは、CPUコアロードマップ→CPUコア名→グループ名の順に並べてある。()で囲まれたSHxxxxはグループの型番または製品名である。

SH-Mobile Gシリーズ
 SH-MobileにW-CDMAなどのモデム機能を搭載した、スマートフォン向けのプロセッサーである。
 QUALCOMMMSMの対抗といえる。NTTドコモとルネサスが共同開発した。

補足

性能
 CPUとしての仕様は、マイクロプロセッサーコアに依存する。

SH-Mobile X3
 かつての資料にあったが、現状不明のもの。

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