Motorola 68040
読み:モトローラ-ろくはちまるよんまる
外語:Motorola 68040
Motorolaが開発したCISC型32ビットマイクロプロセッサー。1990(平成2)年発売。
概要
Motorola 68030の後継製品として開発された。略称は「040」(オウ・フォーティー、オウ・フォー・オウ)。集積トランジスタ数約120万個。
Macintoshに正式採用された最後の68000系プロセッサーである。
後継はMotorola 68060である。ネーミングルールにより、68050は欠番であり存在しない。
特徴
68030と比べると、外付けであったFPU(浮動小数点演算器)が内蔵され、命令キャッシュとデータキャッシュの容量がそれぞれ4Kバイトに増やされた。外部インターフェイスについては、バースト転送がサポートされた。
性能は、整数演算処理能力が43MIPS(40MHz時)、浮動小数点演算処理能力が3.5MFLOPS(25MHz時)、5.6MFLOPS(40MHz時)となっている。
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