M-25
読み:エム-にじゅうご
外語:M-25

 Μ-Vロケットの二段目として開発された固体ロケットモーターの一つ。開発はIHIエアロスペースである。
目次

仕様

主要諸元

燃焼特性

特徴

採用機体
 機体番号と打ち上げ順は一致していない。以下は打ち上げ順。
  1. Μ-Vロケット5号機
  2. Μ-Vロケット6号機
  3. Μ-Vロケット8号機
  4. Μ-Vロケット7号機

改良
 4号機では、一段目ノズル破損が発生し、打ち上げに失敗した。
 このため5号機からは大幅に仕様変更があり、殆ど別のロケットとなったが、第二段も、この時にM-24からM-25へと代替わりした。
 二段目であるM-25の改良点は、高性能化、軽量化、低コスト化である。フィラメントワインディング(FW)成形法を用いたCE-FRP製モータケースを採用、強度が増したことから高圧燃焼稼働を可能とした。
 これにより推力が大幅に増強され、小惑星探査機「はやぶさ」を実現させた。

名前
 名前の由来は定かではないが、次が予想される。

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