日本の小型ソーラー電力セイル実証機であり、世界初の惑星間ソーラーセイル宇宙機。
- CPU: (不明)
- OS: μITRON (eT-Kernel)
- 2010(平成22)年5月21日06:58:22(20日@957): 打ち上げ
- 2010(平成22)年12月8日16:38(@359): 金星フライバイ成功、実験終了(定常運用終了)
以下は、後期運用すなわち実験終了後の更なる挑戦。
- 2011(平成23)年10月18日: 逆スピン運用
- 2012(平成24)年1月6日: 冬眠モード(発生電力低下による搭載機器シャットダウン)に移行を確認
- 2012(平成24)年9月6日: IKAROSらしき電波を発見
- 2012(平成24)年9月8日: IKAROSであることを確認、冬眠モードから明けた(復旧)ことを確認
金星探査機「あかつき」と同時に打ち上げられた、超薄膜の帆を広げ「太陽光圧」で飛行する宇宙船である。
帆の一部には薄膜の太陽電池が貼り付けられ発電も同時に実施、帆だけで宇宙空間の航行が可能なことと、薄膜太陽電池での発電が可能なことの実証が目指された。
2010(平成22)年12月8日16:38(@359)、金星フライバイ成功させ、予定していた実験が無事終了した。
次の2件で、ギネス世界記録に認定された。
- 最初の惑星間ソーラーセイル宇宙機「IKAROS」
(First interplanetary solar sail spacecraft)
- 最小の惑星間子衛星「DCAM1とDCAM2」
(Smallest interplanetary subsatellite)
受賞については、2012(平成24)年11月30日にJAXAが発表した。
関連するリンク
宇宙帆船「IKAROS(イカロス)」のシステム開発(前編)用語の所属
宇宙探査機
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