H-IIAロケット45号機
読み:エイチトゥーエイ-ロケット-よんじゅうごごうき
外語:H-IIA F45: H-IIA Launch Vehicle No.45
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
(かつての
NASDA
)により開発された
H-IIAロケット
の45号機で、本番 第43号機。
目次
概要
諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)
打ち上げ
計画
気象
沿革
概要
H-IIAロケットの第44号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第85号機である。
「H-IIA・F44」とも呼ばれる。
2021(令和3)年12月23日に
種子島宇宙センター大型ロケット発射場
より打ち上げられ成功した。
諸元
ロケットの仕様
形式:
H-IIA204
一段目:
LE-7A
(
液水液酸エンジン
)
二段目:
LE-5B-2
(液水液酸エンジン)
一段目固体ロケットブースター:
SRB-A3
×4基
フェアリング
4m径フェアリング (4S)
ペイロード(積載物)
第6世代通信衛星「Inmarsat-6」シリーズ初号機衛星(英インマルサット社)
打ち上げ
計画
予定では、打ち上げ2021(令和3)年12月21日 23:33:52〜01:33:26、予備期間は12月22日〜2022(令和4)年1月31日であった。
しかし2021(令和3)年12月19日、天候の悪化が予想されるとして1日延期、打ち上げは2021(令和3)年12月22日23:33:52(@648)、打ち上げ時間帯23時33分52秒〜翌日1時33分26秒(日本標準時)、予備期間は12月23日〜2022(令和4)年1月31日とされた。
当日、1段目の推進薬充填後、機体の温度データに変動(ノイズのようなもの)が見られたとして、打ち上げ成功のため万全のデータを取得することを目的に状況監視のために打ち上げが約1時間延期された。
最終的に打ち上げは2021(令和3)年12月23日00:23:00(
22日
@682)に変更され、そして打ち上げに成功した。
気象
打ち上げ6分前の天候は快晴、13.3℃、北北西の風 風速5.1mとされる。
沿革
三菱重工業は、JAXAと違い詳細な打ち上げ情報を公開していない。
2021(令和3)年12月21日23:33:52(@648): 打ち上げ予定時刻(1回目)
2021(令和3)年12月22日23:33:52(@648): 打ち上げ予定時刻(2回目)
2021(令和3)年12月23日00:32:00(
22日
@688): リフトオフ
非公開: 固体ロケットブースター(SRB-A) 燃焼終了
非公開: 固体ロケットブースター(SRB-A) 分離
非公開: 衛星フェアリング 分離
非公開: 第1段主エンジン燃焼停止(MECO)
非公開: 第1段・第2段 分離
非公開: 第2段エンジン第1回始動(SEIG1)
非公開: 第2段エンジン第1回燃焼停止(SECO1)
非公開: 第2段エンジン第2回始動(SEIG2)
非公開: 第2段エンジン第2回燃焼停止(SECO2)
非公開(X+26分19秒頃): 「Inmarsat-6」分離、打ち上げ成功
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