H-IIAロケット37号機
読み:エイチトゥーエイ-ロケット-さんじゅうななごうき
外語:H-IIA F37: H-IIA Launch Vehicle No.37
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
(かつての
NASDA
)により開発された
H-IIAロケット
の37号機で、本番 第35号機。
目次
概要
諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)
打ち上げ
計画
沿革
概要
H-IIAロケットの第37号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第74号機である。
「H-IIA・F37」とも呼ばれる。
2017(平成29)年12月23日に
種子島宇宙センター大型ロケット発射場
より打ち上げられた。
諸元
ロケットの仕様
形式:
H-IIA202
一段目:
LE-7A
(
液水液酸エンジン
)
二段目:
LE-5B-2
(液水液酸エンジン)
一段目固体ロケットブースター:
SRB-A3
×2基
フェアリング
4m径フェアリング (4S)
ペイロード(積載物)
気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)
超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)
ピギーバック衛星は無いようである。
打ち上げ
計画
打ち上げは、2017(平成29)年12月23日10:26:22(@101)とされ、延期もなく無事に打ち上げに成功した。
なお、時間帯は10時26分22秒〜10時48分22秒、予備期間は12月24日〜2018(平成30)年1月31日が予定されていた。
沿革
補足は実測の速報値、それ以外は全て計画値。
2017(平成29)年12月23日10:26:22(@101): リフトオフ
X+1分31秒: 固体ロケットブースター(SRB-A) 燃焼終了
X+1分48秒: 固体ロケットブースター(SRB-A) 分離
X+4分5秒: 衛星フェアリング 分離
X+6分38秒: 第1段主エンジン燃焼停止(MECO)
X+6分46秒: 第1段・第2段 分離
X+6分55秒: 第2段エンジン第1回推力立上がり(SELI1)
X+15分6秒: 第2段エンジン第1回燃焼停止(SECO1)
X+16分21秒(速報値X+16分13秒): 「しきさい」分離
X+57分46秒: 第2段エンジン第2回推力立上がり(SELI2)
X+57分54秒: 第2段エンジン第2回燃焼停止(SECO2)
X+?: 「つばめ」搭載アダプタ分離 (不明だが、しきさいとつばめの間のアダプタを外したものと思われる)
X+1時間45分45秒: 第2段エンジン第3回始動(SEIG3i)
X+1時間46分53秒: 第2段エンジン第3回燃焼停止(SECO3)
X+1時間48分4秒(速報値X+1時間47分59秒後): 「つばめ」分離、打ち上げ成功
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