H-IIAロケット34号機
読み:エイチトゥーエイ-ロケット-さんじゅうよんごうき
外語:H-IIA F34: H-IIA Launch Vehicle No.34
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
(かつての
NASDA
)により開発された
H-IIAロケット
の34号機で、本番 第32号機。
目次
概要
諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)
打ち上げ
計画
目的
沿革
概要
H-IIAロケットの第34号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第71号機である。
「H-IIA・F34」とも呼ばれる。
2017(平成29)年6月1日に
種子島宇宙センター大型ロケット発射場
より打ち上げられた。
諸元
ロケットの仕様
形式:
H-IIA202
一段目:
LE-7A
(
液水液酸エンジン
)
二段目:
LE-5B-2
(液水液酸エンジン)
一段目固体ロケットブースター:
SRB-A3
×2基
フェアリング
4m径フェアリング (4S)
ペイロード(積載物)
みちびき2号機(準天頂衛星)
ピギーバック衛星は無いようである。
打ち上げ
計画
打ち上げは、2017(平成29)年6月1日09:20(@055)頃とされ、その後2017(平成29)年6月1日09:17:46(@054)に決定、延期もなく無事に打ち上げに成功した。
なお、予備期間は6月2日〜6月30日が予定されていた。
目的
GPS
を補完するための日本の準天頂衛星システムは4機体制が計画されており、2機目の衛星を打ち上げるものである。
計画では、2017(平成29)年度中に4号機まで全て打ち上げ、2018(平成30)年度中に4機体制でのサービス開始が目標とされている。
沿革
以下は全て計画。
2017(平成29)年6月1日09:17:46(@054): リフトオフ
X+1分38秒: 固体ロケットブースター(SRB-A) 燃焼終了
X+1分48秒: 固体ロケットブースター(SRB-A) 分離
X+4分10秒: 衛星フェアリング 分離
X+6分38秒: 第1段主エンジン燃焼停止(MECO)
X+6分46秒: 第1段・第2段 分離
X+6分52秒: 第2段エンジン第1回始動(SEIG1)
X+12分34秒: 第2段エンジン第1回燃焼停止(SECO1)
X+24分34秒: 第2段エンジン第2回始動(SEIG2)
X+27分34秒: 第2段エンジン第2回燃焼停止(SECO2)
X+28分24秒: 「みちびき2号機」分離、打ち上げ成功
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