H-IIAロケット33号機
読み:エイチトゥーエイ-ロケット-さんじゅうさんごうき
外語:H-IIA F33: H-IIA Launch Vehicle No.33
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
(かつての
NASDA
)により開発された
H-IIAロケット
の33号機で、本番 第31号機。
目次
概要
諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)
打ち上げ
計画
中継
沿革
概要
H-IIAロケットの第33号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第70号機である。
「H-IIA・F33」とも呼ばれる。
2017(平成29)年3月17日に
種子島宇宙センター大型ロケット発射場
より打ち上げられ、成功した。
諸元
ロケットの仕様
形式:
H-IIA202
(推定、以下同)
一段目:
LE-7A
(
液水液酸エンジン
)
二段目:
LE-5B-2
(液水液酸エンジン)
一段目固体ロケットブースター:
SRB-A3
×2基
フェアリング
4m径フェアリング (4S)
ペイロード(積載物)
情報収集衛星 レーダ5号機
打ち上げ
計画
打ち上げは、2017(平成29)年3月16日10:00(@083)、打ち上げ予定時間帯は10:00〜12:00とされた。
なお、予備期間は3月17日〜4月10日が予定されていた。
14日に、16日の天候悪化が予測されたため1日延期され、打ち上げは、2017(平成29)年3月17日10:20:00(@097)、打ち上げ予定時間帯は10:20:00〜10:33:57とされた。
16日は快晴で、予定通りに打ち上げられ、成功した。
中継
軍事衛星であるため、これまでの通例通り、公式のネット中継は実施されなかった。有志により、非公式の現地中継が実施されている。
沿革
軍事衛星の打ち上げのため、全て非公開である。
2017(平成29)年3月17日10:20:00(@097): リフトオフ
非公開: 固体ロケットブースター(SRB-A) 燃焼終了
非公開: 固体ロケットブースター(SRB-A) 分離
非公開: 衛星フェアリング 分離
非公開: 第1段主エンジン燃焼停止(MECO)
非公開: 第1段・第2段 分離
非公開: 第2段エンジン燃焼開始(SEIG)
非公開: 第2段エンジン燃焼停止(SECO)
非公開: 「情報収集衛星 レーダ5号機」分離、打ち上げ成功
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