H-IIAロケット31号機
読み:エイチトゥーエイ-ロケット-さんじゅういちごうき
外語:H-IIA F31: H-IIA Launch Vehicle No.31
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
(かつての
NASDA
)により開発された
H-IIAロケット
の31号機で、本番 第29号機。
目次
概要
諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)
打ち上げ
気象
計画
沿革
概要
H-IIAロケットの第31号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第67号機である。
「H-IIA・F31」とも呼ばれる。
2016(平成28)年11月2日に
種子島宇宙センター大型ロケット発射場
より打ち上げられ成功した。
諸元
ロケットの仕様
形式:
H-IIA202
一段目:
LE-7A
(
液水液酸エンジン
)
二段目:
LE-5B-2
(液水液酸エンジン)
一段目固体ロケットブースター:
SRB-A3
×2基
フェアリング
4m径フェアリング (4S)
ペイロード(積載物)
静止気象衛星「
ひまわり9号
」
打ち上げ
気象
ロケット打ち上げ時の天候は晴れ、北東の風6.1m/s(5m/cBeat)、
気温
21.3℃であった。
計画
打ち上げは、2016(平成28)年11月1日15:20(@305)、打ち上げ予定時間帯は15:20〜18:18とされていた。
しかし当日の悪天候が予測されたため2016(平成28)年10月30日、打ち上げを1日延期し、2016(平成28)年11月2日15:20(@305)に再設定した。
なお、予備期間は11月2日〜12月31日が予定されていた。
沿革
以下は全て速報値。
2016(平成28)年11月2日15:20:00(@305): リフトオフ
X+1分33秒: 固体ロケットブースター(SRB-A) 燃焼終了
X+1分47秒: 固体ロケットブースター(SRB-A) 分離
X+3分57秒: 衛星フェアリング 分離
X+6分29秒: 第1段主エンジン燃焼停止(MECO)
X+6分37秒: 第1段・第2段 分離
X+6分47秒: 第2段エンジン第1回推力立上がり(SEII1)
X+11分57秒: 第2段エンジン第1回燃焼停止(SECO1)
X+23分44秒: 第2段エンジン第2回推力立上がり(SELI2)
X+27分0秒: 第2段エンジン第2回燃焼停止(SECO2)
X+27分51秒: ひまわり9号分離、打ち上げ成功
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