H-IIAロケット24号機
読み:エイチトゥーエイ-ロケット-にじゅうよんごうき
外語:H-IIA F24: H-IIA Launch Vehicle No.24
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
(かつての
NASDA
)により開発された
H-IIAロケット
の24号機で、本番 第22号機。
目次
概要
諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)
打ち上げ
気象
計画
沿革
概要
H-IIAロケットの第24号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第59号機である。
「H-IIA・F24」とも呼ばれる。
2014(平成26)年5月24日に
種子島宇宙センター大型ロケット発射場
より打ち上げられた。
諸元
ロケットの仕様
形式:
H-IIA202
一段目:
LE-7A
(
液水液酸エンジン
)
二段目:
LE-5B-2
(液水液酸エンジン)
一段目固体ロケットブースター:
SRB-A3
×2基
フェアリング
4m径フェアリング (4S)
ペイロード(積載物)
陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)
ピギーバック衛星
RISING-2 (東北大学)
UNIFORM-1 (和歌山大学)
SOCRATES (株式会社AES)
SPROUT (日本大学)
打ち上げ
気象
ロケット打ち上げ時の天候は快晴、東の風3.4m/s(3m/cBeat)、
気温
24.4℃であった。
計画
打ち上げは2014(平成26)年5月24日、予備期間は5月25日〜6月30日である。
時間帯は、12:05〜12:20で計画されていた。
当日は天候もよく、延期なく予定通り打ち上げられた。
沿革
2014(平成26)年5月24日12:05:14(@170): リフトオフ
X+1分50秒: 固体ロケットブースター(SRB-A) 燃焼終了
X+2分5秒: 固体ロケットブースター(SRB-A) 分離
X+4分32秒: 衛星フェアリング 分離
X+6分37秒: 第1段主エンジン燃焼停止(MECO)
X+6分45秒: 第1段・第2段 分離
X+6分55秒: 第2段エンジン推力立上がり(SELI)
X+14分56秒: 第2段エンジン燃焼停止(SECO)
X+15分47秒: 「だいち2号」分離、打ち上げ成功
以下は実測値ではなく、当初計画にあった時間。
X+25分0秒: 小型副衛星「RISING-2」分離
X+29分10秒: 小型副衛星「UNIFORM-1」分離
X+33分20秒: 小型副衛星「SOCRATES」分離
X+37分30秒: 小型副衛星「SPROUT」分離
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