H-IIAロケット20号機
読み:エイチトゥーエイ-ロケット-にじゅうごうき
外語:H-IIA F20: H-IIA Launch Vehicle No.20
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
(かつての
NASDA
)により開発された
H-IIAロケット
の20号機で、本番 第18号機。
目次
概要
諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)
打ち上げ
気象
計画
沿革
情報
概要
H-IIAロケット
の第20号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第53号機である。
「H-IIA・F20」とも呼ばれる。
2011(平成23)年12月12日に
種子島宇宙センター大型ロケット発射場
より打ち上げられ、成功した。
諸元
ロケットの仕様
形式:
H-IIA202
一段目:
LE-7A
(
液水液酸エンジン
)
二段目:
LE-5B-2
(液水液酸エンジン)
一段目固体ロケットブースター:
SRB-A3
×2基
フェアリング
4m径フェアリング (4S)
ペイロード(積載物)
情報収集衛星
レーダ3号機
打ち上げ
気象
ロケット打ち上げ時の天候は晴れ、北の風3.7m/s(3m/cBeat)、
気温
14.3℃であった。
計画
当初予定では、打ち上げは次の計画だった。
予定日時: 2011(平成23)年12月11日10:00(@083)〜2011(平成23)年12月11日12:00(@166)
予備期間: 2011(平成23)年12月12日〜2012(平成24)年1月9日
しかし、打ち上げ前日になり、天候不順(射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲の発生)が予想されたため、打ち上げは予定日の翌日に延期された。
新予定日時: 2011(平成23)年12月12日10:21(@097)〜2011(平成23)年12月12日10:35(@107)
沿革
2011(平成23)年12月12日10:21(@097): 発射
情報
打ち上げられる衛星が軍事衛星(
情報収集衛星
)ということで、従前通り打ち上げの実況中継などは行なわれなかった。
またこの打ち上げ成功に伴い、
H-IIAロケット
は打ち上げの成功率95%(20機中19機成功)となり、打ち上げのビジネス化に向けた一つの節目をクリアすることになった。
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