H-IIAロケット40号機
読み:エイチトゥーエイ-ロケット-よんじゅうごうき
外語:H-IIA F40: H-IIA Launch Vehicle No.40
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
(かつての
NASDA
)により開発された
H-IIAロケット
の40号機で、本番 第38号機。
目次
概要
諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)
打ち上げ
計画
沿革
概要
H-IIAロケットの第40号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第78号機である。
「H-IIA・F40」とも呼ばれる。
2020(令和2)年7月に
種子島宇宙センター大型ロケット発射場
より打ち上げられ成功した。
諸元
ロケットの仕様
形式:
H-IIA202
一段目:
LE-7A
(
液水液酸エンジン
)
二段目:
LE-5B-2
(液水液酸エンジン)
一段目固体ロケットブースター:
SRB-A3
×2基
フェアリング
4m径フェアリング (4/4D-LC型)
ペイロード(積載物)
温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」(GOSAT-2)
観測衛星 KhalifaSat (ハリーファサット) アラブ首長国連邦(UAE) ドバイ政府宇宙機関MBRSCの観測衛星
小型副衛星
DIWATA-2B 1基
プロイテレス衛星2号機 1基
地球低軌道環境観測衛星「てんこう」 1基
Stars-AO 1基
AUTcube2 1基
打ち上げ
計画
打ち上げ計画で、2018(平成30)年10月29日13:08:00(@213)、予備期間は10月30日〜11月30日とされた。
ロケットは予定通りに打ち上げられ、成功した。
沿革
補足は実測の速報値、それ以外は全て計画値。
2018(平成30)年10月29日13:08:00(@213): リフトオフ
X+1分48秒: 固体ロケットブースター(SRB-A) 燃焼終了
X+2分6秒: 固体ロケットブースター(SRB-A) 分離
X+4分20秒: 上部衛星フェアリング 分離
X+6分38秒: 第1段主エンジン燃焼停止(MECO)
X+6分46秒: 第1段・第2段 分離
X+6分55秒: 第2段エンジン推力立上がり(SELI1)
X+15分26秒: 第2段エンジン燃焼停止(SECO)
X+16分16秒(速報値 約16分9秒): 「いぶき2号」分離
X+19分51秒: 下部衛星フェアリング 分離 (アダプタ部)
X+19分56秒: 下部衛星フェアリング 分離 (シリンダ部)
X+24分21秒(速報値 約24分15秒): 「KhalifaSat」分離
X+33分20秒: 地球低軌道環境観測衛星「てんこう」分離
X+38分20秒: プロイテレス衛星2号機 分離
X+43分20秒: DIWATA-2B 分離
X+48分20秒: Stars-AO 分離
X+51分0秒: AUTcube2 分離
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