遺尿症
読み:いにょうしょう
遺尿すなわち不随意に尿を漏らしてしまうことが、常態化したもの。
概要
子供に見られるものでは、一般には、昼間は「おもらし」、夜間は「おねしょ」というが、これが特に病的なものをいう。
目安として、5歳以上の子供で、昼間では週に2回以上服を着たままおしっこを漏らしてしまうものを「昼間遺尿症」といい、夜間では月に数回以上おねしょをしてしまうものを「夜尿症」(夜間遺尿症)という
特徴
女児よりも男児の方が多いとされている。
昼間の場合、尿意はあるが言い出せないなどで排尿を我慢している時や、遊びなど何かに夢中になっている場合に生じやすい。
眠った後は、膀胱が一杯になった際に目が覚める機構が未成熟であるために生じるとする説がある。
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