禁煙
読み:きんえん
外語:give up smoking

 煙草をやめること。
 日本語では僅か漢字2文字で、禁は小学5年、煙は常用漢字で中学校卒業までに習う。ということで字自体はそれほど難しくないが、その行為自体は非常に難しいとされる。
 なぜ人が禁煙に失敗するかは自明であり、それは煙草が麻薬や覚醒剤と同じ依存性物質だからである。
 禁煙には大きく三つの壁があるとされ、3時間、3日、3週間である。3時間で血液中のニコチン濃度は限りなく0に近くなり禁断症状が現われ、2〜3日で体に蓄積したニコチンも減り始め禁断症状はピークとなり、それが一週間程続く。その後は禁断症状も収まり、そして3週間程度で体からニコチンが抜けきる。
 現在、日本でもニコチンガムなどの補助薬品併用により、禁煙も比較的容易にはなってきた。しかしいくら薬剤を使っても、最後は本人の強い意思が無ければ断ニコチンは成功はしないことは念頭に置かねばなるまい。

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