眼鏡
読み:めがね
外語:glasses

 視力の矯正、強力なからの目の保護などをするための器具。
目次

概要
 左右の目の前に、用途に応じて凹レンズまたは凸レンズ、あるいは色ガラスなどを置くものである。
 この目的のため耳に掛けられるような形状をした枠を用い、これを一般に眼鏡という。

特徴

構造
 呼称は様々ある。

分類

屈折分類
 矯正する屈折異常の種類に応じて、三種類のレンズが使われる。

レンズ形状
 レンズには様々なものがある。
 レンズは形状に応じて、球面レンズ非球面レンズに分類されるが、眼鏡ではいずれも使われている。

レンズ材質
 透明で光を屈折させられ、かつ加工性が良ければ概ね何でも使えるが、現在は主に次が使われる。
プラスチックレンズ
ガラスレンズ
 プラスチックとガラスで、概ね正反対の特徴があると言える。現在は、市販の眼鏡の9割程度がプラスチックレンズである。
 レンズの厚さについては、屈折率の高さによる。ガラスは屈折率が高いため、薄くできる。プラスチックレンズでも高い屈折率を実現させたものもあるが、まだガラスには遠く及ばず、さらにレンズ自体が高いという難点がある。

度数
 近視用の眼鏡レンズであれば、概ねS/C/Aの3つの度数でレンズが選択される。
 Aは度数法角度なので0〜180の範囲だが、SとCは「ジオプタ」(D)という単位で表現される。
 SとCは、いくらでも細かく表現することはできるが、実用から、製品レベルでは0.25D単位で用意されることが多い。0.25Dより細かくしてもあまり差がないので、製品のラインナップは0.25D単位とし、これを「段」という単位で表わしている。
 Aも、いくらでも細かく表現することはできるが、なぜか0°と180°ばかり売れている。製品としては10°単位で用意されているらしいが、眼鏡屋が180°ばかり売っているようである。

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