レンズ
読み:レンズ
外語:lens
光線を屈折する働きをもつもの。
目次
レンズの種類
一般的なレンズ
その他のレンズ
電磁レンズ
重力レンズ
光学レンズの分類
形状
材質
レンズの種類
一般的なレンズ
ガラスや
プラスチック
などの透明な物体の片面または両面を球状などにし、小さなものや遠方のものを拡大して視たり、またはカメラのように被写体を小型のフィルムや
CCD撮像素子
、
CMOS撮像素子
などに写す時に用いられる。
レンズには色々な形状があるが、一般的なレンズは球状であり、大きく
凹レンズ
と
凸レンズ
にわけられる。
また、その後様々登場するレンズと区別するため、このレンズを
光学レンズ
と呼ぶ。
その他のレンズ
電磁レンズ
コイル
に
電流
を流すと凸状に分布するように
磁場
が発生する。この中に電子線を通すと、電子線に対し凸レンズとして作用し、もって進路を変化させることができる。これは、
電子顕微鏡
や、
ブラウン管
などで使われている。
最近では凹レンズも電磁レンズで実現可能となっている。
こういった現象も一般的なレンズのように光線を屈折する働きがあると判断できることから、この現象を電磁レンズという。
重力レンズ
宇宙空間には
重力
の強い場所があり、このような場所では光ですら進路が歪められる。
こういった現象も一般的なレンズのように光を屈折する働きがあると判断できることから、この現象を重力レンズという。
光学レンズの分類
光学レンズは主として、形状と材質で分けられる。
形状
球面レンズ
両凸
両凹
平凸
平凹
凸メニスカス
凹メニスカス
円柱レンズ
両凸
両凹
平凸
平凹
円筒面レンズ
非球面レンズ
材質
ガラスレンズ
クラウンガラス
ランタンガラス
フリントガラス
単結晶
レンズ
蛍石レンズ
ゲルマニウムレンズ
石英レンズ
シリコンレンズ
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