エリンギ
読み:エリンギ
外語:Pleurotus eryngii
ヒラタケ科ヒラタケ属の茸。中欧、東欧、中央アジアなどに自生する。日本には野生種はない。
情報
分類
- ドメイン: 真核生物 Eukaryota
- 界: 菌界 Fungi
- 門: 担子菌門 Basidiomycota
- 亜門: 菌蕈亜門 Hymenomycotina
- 綱: 真正担子菌綱(ハラタケ綱) Homobasidiomycetes
- 亜綱: ハラタケ亜綱 Agaricomycetidae
- 目: ハラタケ目 Agaricales
- 科: ヒラタケ科 Pleurotaceae
- 属: ヒラタケ属 Pleurotus
- 種: エリンギ eryngii
特徴
品種
人気が高まってから品種改良が進んだ。栽培品種としては、次の種類が登録されているようである(2003(平成15)年8月現在、出願番号順)。
- ホクトPLE-2号
- とっとき1号
- とっとき2号
- 長野農工研E-1号
- KX-EG077号
- 大木の森MS5
- 大木ドリームMS55
- しなの美人
- チクマッシュE-25
- KX-EG079号
- KX-EG1001号
- 長野農工研E-2号
- かつらぎKE-106号
- 奈良PE1号
食味等
商品名はもっぱら学名からエリンギまたはエリンギーと呼ばれる。
和名は白アワビ茸、××シメジ(××は任意の名称)など様々あるが、実はシメジではなくヒラタケの仲間である。
癖がなく味も淡白。そしてアワビのような独特のシコシコした歯ごたえ、他にはなかなかない壮観なその寸法などを特徴とする。
栄養としては、ビタミンB1や食物繊維、トレハロースなどを多く含む。
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