イプシロンロケット3号機
読み:イプシロンロケット-さんごうき
外語:ε-3: Epsilon-3
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
により開発された
イプシロンロケット
の3号機で、本番2号機。
目次
概要
諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)
打ち上げ
計画
沿革
概要
イプシロンロケット
の第3号機である。
2018(平成30)年1月18日に内之浦宇宙空間観測所M台地より発射方位角121°で打ち上げられ、成功した。
ロケットの打ち上げ費用は約45億円と発表されている。
諸元
ロケットの仕様
形式:
一段目:
SRB-A3
二段目:
M-35
三段目:
KM-V2c
小型液体推進系: PBS
フェアリング
2.6m外径
ペイロード(積載物)
高性能小型レーダ衛星(ASNARO-2)
打ち上げ
計画
当初予定は次の通り発表された。
打ち上げ予定日時: 2018(平成30)年1月17日の06:00〜06:35
打ち上げ予備期間: 2018(平成30)年1月18日〜2018(平成30)年2月28日
しかし2018(平成30)年1月15日、当日の悪天候が予想されたことから1日延期され、翌16日に次の新たな計画が発表された。
打ち上げ予定日時: 2018(平成30)年1月18日06:06:11(
17日
@920)
打ち上げ時間帯: 06:06:11〜06:30:13
打ち上げ予備期間: 2018(平成30)年1月19日〜2018(平成30)年2月28日
沿革
以下は飛行計画値と、()内は計画値と異なる場合の速報値。
2018(平成30)年1月18日06:06:11(
17日
@920): 発射(リフトオフ)
X+1分48秒: 第1段 燃焼終了
X+2分31秒: 衛星
フェアリング
分離
X+2分41秒: 第1段・第2段 分離
X+2分45秒: 第2段 燃焼開始
X+4分54秒: 第2段 燃焼終了
X+6分30秒: 第2段・第3段 分離
X+6分34秒: 第3段 燃焼開始
X+8分2秒(X+8分5秒): 第3段 燃焼終了
X+9分54秒: 第3段・PBS 分離
X+14分31秒(データ通信不可): 第1回 PBS 燃焼開始
X+19分47秒(X+20分30秒): 第1回 PBS 燃焼停止
X+43分4秒(データ通信不可): 第2回 PBS 燃焼開始
X+50分11秒(X+50分17秒): 第2回 PBS 燃焼停止
X+52分35秒: ASNARO-2 分離、打ち上げ成功
PBSの燃焼開始(計2回)については、データ通信不可エリアのため速報値では空欄で発表されている。
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