アセスルファムカリウム
読み:アセスルファム-カリウム
外語:ACE-K: Acesulfame K

 合成甘味料の一つ。「アセスルファムK」とも書かれる。
目次

情報

基本情報
 

性質

由来
 1991(平成3)年に発見された。
 酢酸を熱分解して得るジケテンより合成される。
 ヨーロッパでは1990年代後半から使われ始め、北米では1999(平成11)年に解禁された。現在では日本でも利用されている。

味質
 砂糖の約200倍の柔らかな甘味があり、また人工甘味料にありがちな後味が無いという特徴がある。
 若干の苦味があるのが弱点だが、アスパルテームとの併用で味質の改善が可能。

利点
 砂糖の約200倍の甘味がある。
 アセスルファムカリウムは消化・吸収されない。従ってノンカロリー甘味料である。
 また齲蝕性がなく、虫歯の原因にならない。

分子構造
 分子構造的にもエステル結合を持たないために酸性条件でも安定で、また高温条件にも耐える。そのため炭酸飲料や菓子にも利用でき、賞味期限も長く確保可能。
 さらに毒性や発がん性も現時点では確認されておらず、安全性が高い。
 その上アスパルテームなどより安価とあり、様々な利用が期待されている。

特徴

安全性

危険性

有害性

環境影響

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