おうし座
読み:おうしざ
外語:Tau: Taurus

 黄道十二星座の第3座であり、トレミーの48星座の一つである。冬の星座。牡牛座。
目次

特徴
 赤経4h 30m、赤緯+18°付近に位置する。
 α星アルデバラン(1等星)と、β星エルナト(2等星)が目印となる星座である。
 M1(かに星雲)がある。また、和名で昴と呼ばれるM45(プレアデス散開星団)などが見られ、昴の中の恒星メローペ周囲で輝く散光星雲をメローペ星雲という。
 占星術では、黄道十二宮の第2座「金牛宮」の距星となっている。

神話
 ギリシャ神話ではゼウスが変身した姿。
 フェニキア王の娘エウロパに近づくために牛になり、背中に乗せるとそのまま地中海を渡ってクレタ島へ連れ去って妻にした。

資料

隣接する星座

代表的な恒星
名称特徴位置 (J2000.0)カタログ番号
バイエル固有名等級赤経赤緯HD番号HR番号
αTauアルデバラン1.0K5III04h 35.9m+16°31′291391457
βTauエルナト1.7B7III05h 26.3m+28°36′354971791
γTauヒアダムI3.7G9.5IIIab04h 19.8m+15°38′273711346
δ1TauヒアダムII3.8G9.5III04h 22.9m+17°33′276971373
δ2Tau 4.8A7V04h 24.1m+17°27′278191380
δ3Tau 4.3A2IV04h 25.5m+17°56′279621389
εTauアイン3.6G9.5III04h 28.6m+19°11′283051409
ζTau 3.0B4IIIpe05h 37.6m+21°09′372021910
ηTau 2.9B7IIIe03h 47.5m+24°06′236301165

代表的な星雲・星団・銀河
カタログ名特徴位置 (J2000.0)銀河座標補足
メシエNGC他等級赤経赤緯銀経°銀緯°
M1NGC 19528.4超新星残骸05h 34.5m+22°01′185-6かに星雲
M45Mel.221.6散開星団03h 47.1m+24°06′  
 Mel.250.8散開星団04h 19.8m+15°37′  ヒヤデス星団

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