Apple A6X
読み:アップル-エイスィックス-エックス
外語:Apple A6X
Appleの第4世代iPadで採用されたマイクロプロセッサー。
概要
Appleが、第4世代iPadのために設計したSoC(System-on Chip)である。CPUのほか、GPUやDRAMがオンダイで搭載されている。Apple製品専用として作られており、チップ単体での販売はされていない。
Xは、Apple A6に比べてグラフィック能力が向上していることを表わす。
A6はiPhone 5用だが、第4世代iPadは画面が広く画素数も多いため、その分、GPU性能も向上させる必要があった。
後継は、iPhone 5sで採用されたApple A7である。
特徴
採用機種
次の機種で採用されている(順不同)。
仕様
ARMアーキテクチャのCPUに、各種の周辺を組み合わせている。
- CPU ‐ 32ビットARMアーキテクチャー ARMv7sアーキテクチャー(詳細不明) デュアルコア 最大1.3GHz
- GPU ‐ PowerVR SGX 543MP4 (4コア) (性能はA5Xの約2倍)
- DRAM ‐ 1GiバイトRAM (サムスン製)
ARMv7s
A6XはApple A6と同様、ARMv7のデュアルコアである。
命令セットはApple A5までのARMv7-A(Cortex-A9相当)に加えて、ARM Cortex-A5/A7/A15で対応するVFPv4を含んでおり、「ARMv7s」と呼ばれているらしい。
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