ARM Cortex-A9
読み:アーム-コーテクス-エイナイン
外語:ARM Cortex-A9
ARMv7命令セットのARMv7-Aプロファイルに準拠した、ARMにより設計されたプロセッサーコア。ARM Cortexのうち、Cortex-Aシリーズの一つ。
概要
ARM MPCoreマルチコア プロセッサ ファミリに属しており「ARM Cortex-A9 MPCore」とも記載があるが、シングルコアでも使用できる。1コアから4コアまでの構成に対応する。
普及
2010(平成22)年頃から使われ始め、翌2011(平成23)年のスマートフォンは殆どがA9か、同等グレードのScorpionまたはその後継のKraitだった。
当初は2コアだったが、後に4コアとなる。
後継は、メインストリーム向けはARM Cortex-A12、プレミアム向けはARM Cortex-A15である。
特徴
仕様
- 命令セット
- コプロセッサー
- NEON (SIMD命令セット) (オプション対応)
- 浮動小数点ユニット (オプション対応)
- Jazelle 対応
製品例
様々な製品がSoCとしてARM Cortex-A9コアを含んでいる(順不同)。
- Apple A5
- Apple A5X
- NVIDIA Tegra 2
- NVIDIA Tegra 3
- NVIDIA Tegra4i (A9×4コア + GPU + LTEモデム)
- TI OMAP4
- ST Microelectronics SPEAr1300 (A9×2コア)
- Sony Computer Entertainment CXD5315GG (A9×4コア) PS VitaのCPU
- フリースケール・セミコンダクタ i.MX6シリーズ
- HiSilicon K3V2
対抗
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