Apple A6
読み:アップル-エイスィックス
外語:Apple A6
AppleのiPhone 5で採用されたマイクロプロセッサー。
概要
Appleが、iPhone 5のために設計したSoC(System-on Chip)である。CPUのほか、GPUやDRAMがオンダイで搭載されている。Apple製品専用として作られており、チップ単体での販売はされていない。
プロセスルールが32nmとなり、Apple A5と比して約22%小型化された。
A4と同様にサムスン電子の32nm世代で製造されている。
解析では、A6チップの原価は、推定で13ドル程度とされる。
後継は、第4世代iPadで採用されたApple A6Xである。
特徴
採用機種
次の機種で採用されている。
仕様
ARMアーキテクチャのCPUに、各種の周辺を組み合わせている。
- CPU ‐ 32ビットARMアーキテクチャー ARMv7sアーキテクチャー(詳細不明) デュアルコア 最大1.3GHz
- GPU ‐ PowerVR SGX 543MP3 (3コア) 266MHz (性能はA5X相当)
- DRAM ‐ 1GiバイトRAM(LPDDR2) (サムスン製)
ARMv7s
命令セットはApple A5までのARMv7-A(Cortex-A9相当)に加えて、ARM Cortex-A5/A7/A15で対応するVFPv4を含んでおり、「ARMv7s」と呼ばれているらしい。
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