惑星
読み:わくせい
外語:planet
恒星の周りを回る、自発的に発光しない天体のこと。
概要
恒星や、それに類する自発的に光る天体、あるいはブラックホールのようなものは、恒星の周りを公転していても惑星に含めない。
また太陽系では、彗星、小惑星やそれに類する天体も、惑星には含めない。
特徴
定義
他の惑星系であれば、主星を周回する惑星的なものはすべて惑星として扱われる。
太陽系の場合は小惑星や彗星のような細かな天体まで存在が判明しているため、それらをすべて惑星扱いにすると困るため分類の定義が決められている。
そのような中で、当初は惑星とされた冥王星より大きな天体が続々と発見されるに至り、惑星と小惑星の中間的な大きさの天体の扱いはどうするべきか、という議論が活発化した。
惑星という語に明確な定義が求められるようになり、結果、2006(平成18)年に国際天文学連合(IAU)により太陽系の惑星の定義が作られた。これ以降は、従来は惑星の扱いだった冥王星が惑星から除外されている。
太陽系
太陽系の惑星として認められているのは、次の8星である。
- 水星
- 金星
- 地球
- 火星
- 木星
- 土星
- 天王星
- 海王星
系外惑星
太陽以外の恒星にも幾つか惑星の存在が確認されており、太陽系外惑星、略して系外惑星と呼ばれている。
太陽以外の恒星については惑星について明確な定義はないが、概ね太陽系における定義を準用している。
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