不整脈 |
辞書:科学用語の基礎知識 医学・情報編 (BMEDI) |
読み:ふせいみゃく |
外語:irregular pulse |
品詞:名詞 |
心臓の脈が不規則または正常状態から外れる状態。軽度の不整脈で動悸や息苦しさ、悪化すると血圧の低下に伴い失神やショックなどをおこす。
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概要 |
心臓は、心臓の上部にある洞結節と呼ばれる部分で1分間に60〜80回程度の電気刺激を発生させており、これにより心臓を規則正しく収縮させている。
しかしこの電気刺激が洞結節以外の場所から発生したり、ペースが異常に速まったり遅くなったりすると、心臓は正常に脈打つことができなくなる。これが不整脈である。
健康診断などでは心電図で調べられる。波形が乱れていたり、間隔に異常が出たりすると不整脈と判断される。また脈拍数(心拍数)も測り、成人で100回/分を超える場合は「頻脈」、60回/分を下回る時は「徐脈」とされ、これらも不整脈と診断される。
特徴 |
病態 |
人間は一日に10万回程度、規則正しく脈を打っているが、これ自体が奇跡のようなものなので、時々脈が乱れるのはやむを得ない。
日本では成人の二人に一人が不整脈を持っているとされ(必ずしも病気には入らない)、そのうちの一割が治療が必要とされる。
刺激伝導系異常(不整脈) |
リンク |
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