フルニトラゼパム |
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・精神薬編 (BPHARM) |
読み:フルニトラゼパム |
外語:Flunitrazepam |
品詞:名詞 |
中期型催眠鎮静剤、抗不安薬の一つ。ベンゾジアゼピン(BZP)系催眠鎮静剤。第二種向精神薬。
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物質の情報 |
フルニトラゼパム
常温常圧乾燥下では、白色〜微黄色の結晶性の粉末。
薬品の情報 |
効果・効能 |
他のBZPと同様、不安や緊張を除き、心を落ち着かせる働きがある。
副作用で、鎮静・催眠作用、筋弛緩作用による肩こり腰痛の緩和、痙攣の緩和などがある。
作用機序 |
GABAニューロンのシナプス後膜に存在する「BZD受容体」に結合し、抑制性のニューロンの神経伝達物質として働く。
こうして、不安や緊張を除き、心を落ち着かせる働きがある。
製品例 |
海外持ち出しと取り扱い |
注意点 |
アメリカでは麻薬扱いとなり持ち込むことができないので注意。
日本でも、他の類する催眠鎮静剤が概ね第三種向精神薬なのに対し、本剤は第二種向精神薬となっている。
アルコールとの併用 |
アルコールとの併用で前方性健忘を起こすことがあるため、併用は推奨されていない。
ロヒプノールは中期型の睡眠薬のため、アルコール抜きでも中途覚醒時に健忘を起こす可能性がある。これは、自発的な起床ではなく、第三者に起こされたりした場合に見受けられる傾向のようである。
リンク |
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