ピーマン
読み:ピーマン
外語:paprika
ナス科
トウガラシ属
の一年草。原産地は
中南米
。
目次
情報
分類
旧階層
新エングラー分類法
クロンキスト分類法
概要
特徴
分類
産地
情報
分類
▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。
ドメイン
:
真核生物
Eukaryota
界:
植物界
Plantae
門:
被子植物門
Angiosperm
▼: 真正双子葉類 eudicots
▼: 基幹真正双子葉類 core eudicots
▼: キク群 asterids
▼: 第1真正キク群 euasterids I
目:
ナス目
Solanales
科:
ナス科
Solanaceae
属:
トウガラシ属
Capsicum
種:
トウガラシ
annuum
品種: ピーマン grossum
科の下に亜科を置くこともある。
旧階層
古い分類法での階層構造は次の通り。
新エングラー分類法
門:
被子植物門
Angiospermae
綱:
双子葉植物綱
Dicotyledoneae
亜綱:
合弁花亜綱
Sympetalae
目:
シソ目
Tubiflorae
科:
ナス科
Solanaceae
クロンキスト分類法
門: モクレン門 Magnoliophyta
綱: モクレン綱 Magnoliopsida
亜綱: キク亜綱 Asterdiae
目:
ナス目
Solanales
科:
ナス科
Solanaceae
概要
パプリカ
やシシトウと同様に、広義のトウガラシのうちの甘味種の栽培種である。トウガラシを品種改良し、辛味をなくして大型化したもの。
元々は、中南米で栽培されていた辛味種のトウガラシをコロンブスがヨーロッパに持ち帰り、これが品種改良を含めて普及したとされている。欧米では胡椒(pepper)と呼ばれることが多い。
トウガラシの辛味成分
カプサイシン
は暑い地域ほど多いとされ、ヨーロッパで栽培され始めるとカプサイシンの少ない甘味種のトウガラシが生まれた。やがて大型な品種が生まれ、これらがピーマンやパプリカになっていった。
特徴
分類
日本では、辛味の強いものを
唐辛子
、弱いものをピーマンと呼ぶが、両者を分ける明確な定義はないとされている。
ピーマンは、次のように分類される。
ベル型 (大型肉厚) パプリカなどがこの形状、日本にも「ちぐさ」ピーマンなどがある
シシ型/獅子型 (中型肉薄) 日本で一般的なピーマン
シシトウ (小型肉薄)
産地
国産としては、
茨城県
、宮崎県の2県が抜きんでており、この2県だけで国内生産量の半分を占める。これに、岩手県、高知県、鹿児島県などが続く。
輸入は、2012(平成24)年実績では、冷凍ピーマンの8割以上が
支那
から。またパプリカ含むジャンボピーマンというカテゴリーでは、2/3が
南鮮
で、これにオランダ、ニュージーランドが続く。
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