パイオニア
読み:パイオニア
外語:Pioneer
アメリカの惑星探査機計画。およびその際に使われた
宇宙探査機
の名。英語で開拓者/先駆者/草分けの意。
目次
概要
一覧
功績
宇宙人へのメッセージ
耐久試験
概要
1958(昭和33)年10月〜1978(昭和53)年8月まで、
NASA
により計11機が打ち上げられた探査機のシリーズである。
1〜4号機は月探査機、5〜9号機は太陽探査機、10〜11号機は木星探査機である。
12〜13号はパイオニア・ヴィーナス号と名を改め金星探査機となった。
一覧
パイオニア1号
月 (1958(昭和33)年10月11日17:42:00
(JST)
(@404)打ち上げ)
パイオニア2号
月 (1958(昭和33)年11月8日16:30:00
(JST)
(@354)打ち上げ) 失敗
パイオニア3号
月 (1958(昭和33)年12月6日14:45:12
(JST)
(@281)打ち上げ) 失敗
パイオニア4号
月 (1959(昭和34)年3月4日02:11:00
(JST)
(
3日
@757)打ち上げ)
パイオニア5号
太陽圏 (1960(昭和35)年3月11日22:00:00
(JST)
(@583)打ち上げ)
パイオニア6号
太陽 (1965(昭和40)年12月16日16:31:00
(JST)
(@354)打ち上げ)
パイオニア7号
太陽 (1966(昭和41)年8月18日00:20:00
(JST)
(
17日
@680)打ち上げ)
パイオニア8号
太陽 (1967(昭和42)年12月13日23:08:00
(JST)
(@630)打ち上げ)
パイオニア9号
太陽 (1968(昭和43)年11月8日18:46:00
(JST)
(@448)打ち上げ)
パイオニア10号
木星 (1972(昭和47)年3月3日10:49:00
(JST)
(@117)打ち上げ)
パイオニア11号
木星 (1973(昭和48)年4月6日11:11:00
(JST)
(@132)打ち上げ)
功績
いずれも優れた功績を残したが、特に10〜11号の功績は大きい。
宇宙人へのメッセージ
この探査機は
太陽系
外に脱出する事が前提となっていたため、探査機本体には9インチ(22.86cm)×6インチ(15.24cm)の金メッキされた
アルミニウム
板がボルトにより固定され、人間の男女の裸姿、および
銀河系
内における太陽と地球の位置などが刻み込まれた。
これは、地球外知的生命体に遭遇した際の人類からのメッセージである。
耐久試験
また10〜11号の両機ともに計測器の耐久試験を兼ねており、小惑星帯の通過や木星の強磁気圏を経由しても故障しないかが調べられた。
この時の観測データは後の
ボイジャー
計画のための貴重なデータとして活用されていて、結果ボイジャーは未だ正常に稼働する頑強な探査機となった。
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