アンモナイト
読み:アンモナイト
外語:ammonite
古生代〜中生代頃に生息していた巻貝の一種。現在は絶滅。
情報
分類
動物の階層は、現在は研究段階である。▼は未整理の階層。
- ドメイン: 真核生物 Eukaryota
- ▼: ユニコンタ Unikonta
- ▼: オピストコンタ/後方鞭毛生物 Opisthokonta
- ▼: ホロゾア Holozoa
- ▼: フィロゾア Filozoa
- 界: 動物界 Animalia
- 亜界: 真正後生動物亜界 Eumetazoa
- ▼: 左右相称動物 Bilateria
- ▼: 前口動物 Protostomia
- ▼: 冠輪動物
- 上門: 冠輪動物上門 Lophotrochozoa
- 門: 軟体動物門 Mollusca
- 綱: 頭足綱 Cephalopoda
- 亜綱: アンモナイト亜綱 Ammonoidea
目
全て化石のみでしか見いだされないため、分類については多様な説がある。†は絶滅した目を表わす。
- †アナルケステス目 Anarcestida (デボン紀)
- †クリメニア目 Clymeniida (デボン紀)
- †ゴニアタイト目 Goniatitida (デボン紀 ‐ ペルム紀)
- †プロレカニテス目 Prolecanitida (デボン紀 ‐ 三畳紀)
- †ケラタイト目 Ceratitida (ペルム紀 ‐ 三畳紀)
- †フィロケラス目 Phylloceratida (三畳紀 ‐ 白亜紀)
- †リトケラス目 Lytoceratida (ジュラ紀 ‐ 白亜紀)
- †アンモナイト目 Ammonitida (ジュラ紀 ‐ 白亜紀)
特徴
アンモナイト目の動物を総じてアンモナイトと呼ぶ。
その由来は幾説かあり、シルル紀後半にオウム貝から派生したという説が有力ではあるが、その経緯は必ずしも明確ではない。
その後、デボン紀〜ジュラ紀に掛けて繁栄を遂げるが、白亜紀に突如絶滅し、地球上から姿を消した。
注目されるのはその貝殻の形状の変化で、進化の末期には殻が巨大化したり、殻の巻き方が緩んでS字状、U字状、L字状を成したり、果ては全く巻かれていなかったりといった、白亜紀より前には見られない変異を見せている。このような進化の末、生存に不適となり絶滅したものと考えられている。
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