高光度天体 |
辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY) |
読み:こうきどてんたい |
外語:luminous stars |
品詞:固有名詞 |
明るく光る天体(恒星)のこと。
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概要 |
ここでいう明るいとは、地球から明るく見えるという意味ではなく、その天体自体が他より多くの光を発しているという意である。
天体により放つ光の量には差があり、高光度天体とはそのうち発光量の多い天体である。
天体の実際の明るさを示す指標として、太陽光度LSUNが使われる。
特徴 |
観測 |
「実際の明るさ」を求めるためには、恒星の大きさ・距離・地球からの観測輝度を正確に求める必要があり、これらは非常に難しいことが多い。これは絶対等級を求めるのと同様である。
このため、一般論として太陽のn倍明るい、とされていても、かなりの幅の誤差を含んでいる可能性が高いことには注意が必要である。
またこのことから、実際に高光度天体であると確認できる観測範囲も限られていて、概ね次の星雲内にある恒星のみ確認ができている。
主な天体 |
これを著している現在、太陽高度の100万倍を超えるとされる恒星は100以上発見されている。
その全てを網羅することは難しいが、少なくとも400万倍を超えているとされる天体は、不確定なものも含め、次のようなものが存在する。
それ以外で名前が良く知られた天体に次のようなものがある。
リンク |
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