強酸性 |
辞書:科学用語の基礎知識 化学編 (NCHEM) |
読み:きょう-さんせい |
品詞:名詞 |
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概要 |
明確な定義はないが、pHが0に近い酸性を強酸性といい、pH 2.0未満を概ねの基準とする。
なお、「強酸」と「強酸性」は字面は似ているが意味は全く違う。
特徴 |
酸の定義には様々あるが、日常的に使われている大昔のアーレニウスの定義としても、「強酸」と「強酸性」は意味がことなる。
強酸性とは、水素イオンのモル濃度が高い水溶液が示す性質である。
対し強酸とは、電離度が大きな酸をいう。
たとえ強酸で電離度が大きくても水分が僅かなら電離できないので、充分な水分のある弱酸より酸性が弱いこともありうる。
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