塩酸プロピベリン |
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・一般薬編 (BPHARI) |
読み:えんさん-プロピベリン |
外語:Propiverine Hydrochloride |
品詞:名詞 |
頻尿・尿失禁治療剤。抗コリン薬。膀胱の収縮を抑えることで膀胱容量を増やし、様々な原因で生じる頻尿や尿失禁の対処療法に用いられる。
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物質の情報 |
分子式C23H29NO3・HCl、分子量403.94。融点213℃〜217℃。CAS番号54556-98-8、60569-19-9(プロピベリン)。化学名1-Methyl-4-piperidyl diphenylpropoxyacetate hydrochloride。
常温常圧乾燥下では白色の結晶または結晶性の粉末。
塩酸プロピベリン
薬効薬理 |
塩化カリウムあるいはアセチルコリンによる神経刺激や膀胱筋肉収縮を抑制し、膀胱容量を増加させる。
製品例 |
製品例にバップフォー(大鵬薬品)がある。
副作用など |
口渇、排尿困難、便秘、胃部不快感など。
また稀に、血小板減少や麻痺性イレウス等が現われることがある。
リンク |
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