デイモス |
辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体名太陽系編 (USTLNSS) |
読み:デイモス |
外語:Deimos |
品詞:固有名詞 |
火星の第二衛星。1877(明治10)年8月10日にアメリカの天文学者Asaph Hall(アサフ・ホール)によって発見された。火星に二つある衛星中で、遠く、かつ小さい。そして知られている中では、太陽系の衛星中で最も小さい衛星である。
公転軌道半径は23,459[km]で、長楕円形である。天体の直径は12.6kmで質量は1.80×10^15[kg]と見積もられている。
デイモスは元々は小惑星と同様に炭素を多く含む岩と氷で出来ている。このため元々は小惑星だったと考えられており、木星の影響で摂動を受けて軌道を変え、火星に捕らえられて衛星になったと考えられているが、現時点ではこれを証明する明確な理論はない。
英名Deimos(デイモス)は、ギリシャ神話において、アレス(火星)とその愛人であるアフロディテ(金星)の息子の一人である。
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