インチねじ
読み:インチねじ

 ピッチがインチ単位で規定されているねじの俗称。
目次

概要
 ねじの山が、1インチ(2.54cm)の中に幾つあるか、という作られ方をしたねじである。
 主としてアメリカで使われている。
 むろん、ねじ自体の直径や長さなども、基本的にはインチ単位で決められている。

特徴

利用国
 主として米国で用いられており、日本では基本的に使われていない。
 但し、パソコンが主に米国仕様であるため、このようなものに使われることがあるほか、米国向け輸出品などに使われることがある。
 日常生活以外では、アメリカのアメリカの影響が強い、航空機や国際宇宙ステーション(ISS)で使われている。

種類
 インチネジにも様々あり、日本で見かけるものは、次の二種類である。
 ホームセンターで見かけるウイットネジは、日本では建築関係で使われるねじである。
 ユニファイネジは、日本では主としてパソコンの部品を扱う店で売られており、パソコン関係で使われるねじである。

パソコン
 パソコンの自作をする場合でも、最近のものは殆どがミリねじであるが、主要なものとしては、3.5インチHDDのみが今もインチねじであるため、混乱を招く。
 パソコンのインチねじは、一般に「#6-32×●」(●が長さ)のものが使われている。
 次のようなものは、インチねじである。古典的なものに多い。
 日本では、自作パソコン以外の目的では使われていないため、ホームセンターなどでは扱われておらず、パソコン関連のパーツショップにて扱われている。

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