アンモナイト
読み:アンモナイト
外語:ammonite

 古生代中生代頃に生息していた巻貝の一種。現在は絶滅。
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情報

分類
 動物の階層は、現在は研究段階である。▼は未整理の階層。


 全て化石のみでしか見いだされないため、分類については多様な説がある。は絶滅した目を表わす。

特徴
 アンモナイト目の動物を総じてアンモナイトと呼ぶ。
 その由来は幾説かあり、シルル紀後半にオウム貝から派生したという説が有力ではあるが、その経緯は必ずしも明確ではない。
 その後、デボン紀ジュラ紀に掛けて繁栄を遂げるが、白亜紀に突如絶滅し、地球上から姿を消した。
 注目されるのはその貝殻の形状の変化で、進化の末期には殻が巨大化したり、殻の巻き方が緩んでS字状、U字状、L字状を成したり、果ては全く巻かれていなかったりといった、白亜紀より前には見られない変異を見せている。このような進化の末、生存に不適となり絶滅したものと考えられている。

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