南阿蘇鉄道
読み:みなみあそてつどう

 熊本県で、旧国鉄の高森線を引き継いで運営している第三セクター鉄道。本社は熊本県阿蘇郡高森町。
目次

概要

基本情報
 2016(平成28)年4月現在の会社情報は次の通り。

沿革

特徴

路線

南阿蘇水の生まれる里白水高原駅
 「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」は、読み仮名の長さ順で、現在日本一長い駅名の一つである。

震災で壊滅
 2016(平成28)年4月16日に発生した平成28年(2016年)熊本地震で線路が壊滅した。
 トンネルや鉄橋にも甚大な被害が生じ、これによって運行不可能となり全線で運休となった。
 第三セクターの資金力では自力復旧は不可能であり、現在は義援金の募集が行なわれている

ICカードは未対応
 南阿蘇鉄道は、全線でICカード未対応である。
 南阿蘇鉄道株式会社に対する業務監査の実施結果によると、「接続するJR九州の立野駅においてICカード導入予定の際は利用者利便の観点からICカード式乗車券導入について検討して参ります。」としている。
 2016(平成28)年4月現在、立野駅はICカードに対応していない。JR九州のICカードはSUGOCAなので、もし南阿蘇鉄道がSUGOCAを導入することになれば、交通系ICカード全国相互利用に参加し、全国の10カードにも同時に対応することになると思われる。
 いずれにせよJR含めた周辺鉄道の乗客がなければIC化もないので、「乗って応援」は必要不可欠と言える。

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