南阿蘇鉄道
読み:みなみあそてつどう
熊本県で、旧国鉄の高森線を引き継いで運営している
第三セクター鉄道
。本社は熊本県阿蘇郡高森町。
目次
概要
基本情報
沿革
特徴
路線
南阿蘇水の生まれる里白水高原駅
震災で壊滅
ICカードは未対応
概要
基本情報
2016(平成28)年4月現在の会社情報は次の通り。
商号: 南阿蘇鉄道株式会社
本社: 〒869-1602 熊本県阿蘇郡高森町大字高森1537-2
設立: 1972(昭和47)年5月10日
資本金
: 1億円
代表者: 代表取締役 草村大成
従業員: ‐
沿革
1985(昭和60)年4月1日: 設立
1986(昭和61)年4月1日: 旧高森線を継承し、営業開始
1992(平成4)年4月1日: 「
南阿蘇水の生まれる里白水高原駅
」開業
1993(平成5)年8月1日: 「阿蘇下田城ふれあい温泉駅」落成開業(阿蘇下田駅から改称)
2016(平成28)年4月16日:
平成28年(2016年)熊本地震
で線路が壊滅し、運休
特徴
路線
高森線(立野〜高森) 総営業キロ17.7km
南阿蘇水の生まれる里白水高原駅
「
南阿蘇水の生まれる里白水高原駅
」は、読み仮名の長さ順で、現在
日本一長い駅名
の一つである。
震災で壊滅
2016(平成28)年4月16日に発生した
平成28年(2016年)熊本地震
で線路が壊滅した。
トンネルや鉄橋にも甚大な被害が生じ、これによって運行不可能となり全線で運休となった。
第三セクターの資金力では自力復旧は不可能であり、現在は
義援金の募集が行なわれている
。
ICカードは未対応
南阿蘇鉄道は、全線でICカード未対応である。
南阿蘇鉄道株式会社に対する業務監査の実施結果によると、「
接続するJR九州の立野駅においてICカード導入予定の際は利用者利便の観点からICカード式乗車券導入について検討して参ります。
」としている。
2016(平成28)年4月現在、立野駅はICカードに対応していない。JR九州のICカードは
SUGOCA
なので、もし南阿蘇鉄道がSUGOCAを導入することになれば、
交通系ICカード全国相互利用
に参加し、全国の
10カード
にも同時に対応することになると思われる。
いずれにせよJR含めた周辺鉄道の乗客がなければIC化もないので、「乗って応援」は必要不可欠と言える。
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