E217系
読み:イーにひゃくじゅうななけい
外語:Series E217
JR東日本の直流近郊形電車。1994(平成6)年運転開始。
JR横須賀線・総武線(快速)で、113系の後継車として投入された。最高速度は120km/h(288km/hBeat)。
基本的には4M7T、11両編成であるが、混雑時間帯はさらに2M2T、4両の増結車を久里浜側に連結して、15両編成で運転される。また、先頭車両には車イス用スペースが設けられており、さらに一部のトイレは車イス対応のために広くなっている。
列車は二階建てグリーン車(4号車と5号車)と東京側3両(9〜11号車)のみがセミクロスシートで、それ以外の車両は増結車も含め、4扉7人掛けロングシートである。ロングシートは手すりやバケットシートを駆使して定員着席を促しており、近郊形電車とはいいながら事実上の通勤形電車である。この製作思想は後のE231系に、通勤形と近郊形の統合ということで受け継がれることになり、1999(平成11)年12月のダイヤ改正で、横須賀線・総武線(快速)の113系電車を駆逐し、E217系は製造を終了した。
冷暖房完備に加え座席暖房機能があり、お尻の下からぢわぢわ熱くなってくるのが特徴。大抵は温度設定が高すぎる為、長時間座っていると熱すぎると感じるようになる。
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