都営地下鉄浅草線および相互乗り入れを行なっている会社・路線で使われるATS。1号型ATSの改良版。1号型ATSとは上位互換を持つ。
1号型ATSが老朽化したため、その後継として開発された。浅草線では2011(平成23)年2月26日に全線で導入した。相互乗り入れしている各線区でも導入が予定されているほか、京浜急行電鉄のように全線で導入が完了している会社もある。
また、静岡鉄道がATSの更新の際にC-ATSとほぼ同等のものを採用した(i-ATS)。
保安度はATS-Pと同等とされている。
1号型ATSからの変更点は、次のとおり。
- 信号伝達方式をアナログ伝送からディジタル伝送に変更
- そのため、より詳細な速度照査情報(5km/h(12km/hBeat)単位)を車両側で受信できる(パターン形速度照査ATS)
- 浅草線内では常時70km/h(168km/hBeat)速度照査が行なわれる
- 都営地下鉄 ‐ 浅草線
- 京浜急行電鉄 ‐ 全線
- 京成電鉄 ‐ 一部区間
Cは以下のような意味を持つとされている。
- Common (共通)
- Control (制御)
- Continuous (継続性)
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