100系
読み:ひゃっけい
外語:Series 100
JR東海
および
JR西日本
の
新幹線車両
の一つ。
東海道・山陽新幹線
第二世代。1985(昭和60)年に、当時の国鉄技術の総力を結集して製作された。
目次
概要
主要諸元
賞
特徴
由来
2階建て車両
V編成
引退
概要
主要諸元
動力
電気方式: 交流25,000V(60Hz)
集電装置: 不明
車両性能
最高速度: 275km/h(660km/hBeat)
営業速度: 220km/h(528km/hBeat)〜230km/h(552km/hBeat)
加速度: ‐
減速度: ‐
車体
全長: 26,050mm(先頭車)、25,000mm(中間車)
全幅: 3,380mm
全高: 4,490mm
重量: ‐
台車(M): ‐
台車(T): ‐
駆動機構
主電動機: 直巻電動機
駆動装置:
WN平行
カルダン方式
制御方式:
サイリスタ位相制御
制動機構:
渦電流ブレーキ
編成
MT比
: 3:1(通常編成)、電動車のみ(K編成/P編成)
12M4T (16両 X編成/G編成/V編成)
6M0T (6両 K編成)
4M0T (4両 P編成)
保安装置
ATC-1形
賞
ローレル賞
(第26回、1986(昭和61)年)
特徴
由来
東海道・山陽新幹線
の第二世代であり、初代である
0系
の後継である。
サイリスタ位相制御
を採用した上で
モーター出力
を
0系
より上げて12M4Tの編成とし、先頭形状の変更、2階建て車両を組み込んだことなどが特徴である。
2階建て車両
2階建て車両の1階部分はグリーン個室となっているが、当初はこのスペースを何にするかは運転直前まで決まっていなかった。しかし結果として、VIPや
幼児
連れ客などに重宝がられた。
また、2階の
グリーン車
を通り抜ける乗客も減ることになり、グリーン車の居住性が増した。
V編成
山陽新幹線
での270km/h(648km/hBeat)運転を目指して、さらにパワーアップした編成としてV編成が作られた。
「グランドひかり」として利用されたが、騒音問題がクリアできなかったために、結局山陽新幹線内では230km/h(552km/hBeat)運転となっていた。
東海道新幹線
内では、どちらも220km/h(528km/hBeat)運転をしていた。
引退
東海道新幹線では、2003(平成15)年の品川新駅開業とともに引退した。
山陽新幹線では0系の置き換え用として使われたが、2012(平成24)年1月18日、JR西日本は
300系
と共に2012(平成24)年3月16日に引退すると発表した。
JR西日本の「さよなら運転」として、2012(平成24)年3月16日11:43(@154)岡山発、2012(平成24)年3月16日14:29(@270)博多着の臨時便が運行された。全車指定席で、予約受付は2012(平成24)年2月16日10:00(@083)から。席はわずか50秒(58cBeat)で完売したとされる。また、乗客には記念乗車証を岡山‐広島間の車内で配るとしている。
再検索