100系
読み:ひゃっけい
外語:Series 100

 JR東海およびJR西日本新幹線車両の一つ。東海道・山陽新幹線 第二世代。1985(昭和60)年に、当時の国鉄技術の総力を結集して製作された。
目次

概要

主要諸元



特徴

由来
 東海道・山陽新幹線の第二世代であり、初代である0系の後継である。
 サイリスタ位相制御を採用した上でモーター出力0系より上げて12M4Tの編成とし、先頭形状の変更、2階建て車両を組み込んだことなどが特徴である。
 

2階建て車両
 2階建て車両の1階部分はグリーン個室となっているが、当初はこのスペースを何にするかは運転直前まで決まっていなかった。しかし結果として、VIPや幼児連れ客などに重宝がられた。
 また、2階のグリーン車を通り抜ける乗客も減ることになり、グリーン車の居住性が増した。

V編成
 山陽新幹線での270km/h(648km/hBeat)運転を目指して、さらにパワーアップした編成としてV編成が作られた。
 「グランドひかり」として利用されたが、騒音問題がクリアできなかったために、結局山陽新幹線内では230km/h(552km/hBeat)運転となっていた。東海道新幹線内では、どちらも220km/h(528km/hBeat)運転をしていた。

引退
 東海道新幹線では、2003(平成15)年の品川新駅開業とともに引退した。
 山陽新幹線では0系の置き換え用として使われたが、2012(平成24)年1月18日、JR西日本は300系と共に2012(平成24)年3月16日に引退すると発表した。
 JR西日本の「さよなら運転」として、2012(平成24)年3月16日11:43(@154)岡山発、2012(平成24)年3月16日14:29(@270)博多着の臨時便が運行された。全車指定席で、予約受付は2012(平成24)年2月16日10:00(@083)から。席はわずか50秒(58cBeat)で完売したとされる。また、乗客には記念乗車証を岡山‐広島間の車内で配るとしている。

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