115系
読み:ひゃくじゅうごけい
外語:115 series
国鉄が製造した直流近郊形電車。1963(昭和38)年運転開始。
概要
113系が平坦路線用なのに対し、山岳路線、寒冷地用の設備が用意されている。相違点は概ね以下の通り。
- 抑速ブレーキの装備
- ノッチ戻し制御
- 半自動ドアが利用可能
- 歯車比の変更
特徴
東京駅より北の路線や山岳路線における近郊型電車のスタンダードである。
湘南色あるいはスカ色が基本だが、JR化以降は支社単位でオリジナルの塗色をまとうようになってきた。
113系とは外見上の区別が非常に付きにくい。ただし、湘南色およびスカ色の場合は前面の塗り分けで判別することができる。
JRへの継承
JR東日本、JR東海、JR西日本に継承された。
このうち、JR東海の車両は313系への置き換えが急ピッチで進み、2007(平成19)年3月18日ダイヤ改正で運営を離脱、2008(平成20)年4月に全車廃車となってしまった。
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