東京ビッグサイト
読み:とうきょうビッグサイト
外語:Tokyo Bigsight

 日本でも有数の規模を持つ展示場。正式名称を「有明新東京国際展示場」という。
目次

概要

位置情報

周辺道路

特徴

聖地
 当会場は、コミックマーケットの会場として有名。
 
 1996(平成8)年4月1日にオープンし、1997(平成9)年7月12日(土)で総入場者数1,000万人に達した。このうちの何割かがコミケ参加者というわけである。
 コミケ参加者の多くが東京国際貿易センターのことを「晴海」と呼んでいたように、東京ビッグサイトのことを「有明」と呼ぶことが多い。
 1996(平成8)年3月から開催される予定であった世界都市博の跡地に建設予定だったが、博覧会が中止になったため建設が早まった。

晴海からの改善
 晴海からの改善目標は、何と言っても交通の便と昼食の確保であった。

食事
 食事に関しては東京ビッグサイト内にレストランがあり、また近くに東京ファッションタウンビル(TFT)があるため、特に困ることはなくなった。
 近年ではマクドナルドなども近所に開店し、また会場内にもコンビニエンスストアが開店して、さらに便利になっている。

交通の便
 交通の便については、当初は有明と台場の交通網整備が不十分で、コミケ参加者は移動方法に悩まされることになった。
 現在では大幅に改善され、都バス、水上バス、タクシー、ゆりかもめりんかい線と選択肢は多い。飛行機の利用もりんかい線と東京モノレールが天王洲アイルで接続されるようになって便利になった。
 但し、自家用車での来場は駐車場が根本的に足りていないため(さらに、臨時駐車場は次々に閉鎖されている)事実上不可能である。
 

外部構造
 鉄道などが整備されており、駅までの通路などが完備されている。

内部構造
 大きく、次の三つに分かれている。
 その他、次のような箇所がある。
 しかし、東西の分割はホール全体を使うコミックマーケットのような大イベントの場合、移動が不便なだけでデメリットでしかない。
 また、西4階ホールへの移動は設計段階では客数があまり多くないと見積もられて、輸送容量がエスカレーター5本と外の階段1本と少ないのだが、コミックマーケットでは西4階ホールも容量をはるかに超えて使ってしまうため、西4階ホールへの移動は非常に大変なものとなってしまっている。
 特に、1階→4階直通エスカレーターはオープン以来いつか壊れると畏れられていたが、ワンダーフェスティバル開催時に遂に大破、以降はコミックマーケットでは使用禁止となった。

東西の分割
 東のガレリアと、西のエントランスホールは、ブリッジおよび北コンコース経由で斜めに細く結ばれている。これは不便な構造である。
 館内案内図や航空写真などを見ても分かるが、元々の設計では、ガレリアとエントランスホールは直接繋がる予定であり、それが可能な構造となっている。
 しかし今、ゴキブリホイホイなどと俗称される通路を経由しているのは、後になってゆりかもめの引き込み線と干渉することが判明したためである。
 この邪魔な引き込み線を移動するなどすれば、東西は直に繋がり、より大規模なイベントが開催しやすくなることに疑いの余地はない。

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