高速道路通行券
読み:こうそくどうろ-つうこうけん
都市高速などを除く、
高速道路
の入口
料金所
等で発行される券のこと。
目次
特徴
形状等
情報
雑学
紛失時
入場してすぐUターン
特徴
道路によって扱いや考え方が大きく異なるので、ここでは旧
日本道路公団
およびそれが現在に引き継がれたものを前提とする。
形状等
少し細長い形状の紙片である。
かつては
パンチカード
で、紙片に空いた穴を読み取っていたが、現在は磁気カード式になり、磁気テープに記録された情報を読み取っている。
情報
磁気カードに記録されている情報は不明だが、券面には、大きく入口の料金所の名前が書かれている。これはICにより特徴があり、読みや
ローマ字
、電話番号などが併記されていることもある。
また、最上部の「入口」行に、次の情報が刻印されている。
車種 (1=普通車、2=大型車、3=特大車、4=中型車、5=軽自動車等)
I・C番号 (5桁)
月日 (mm/dd)
時分 (hh:mm)
収受員番号 (4桁)
一連番号 (5桁)
また場合によっては、一連番号の更に右に、カメラで読み取られたナンバープレートの下二桁が刻印されることもある。
IC番号は、現在ETCで使われる料金所番号と同じものである。
この券を出口の料金所で渡すことで、距離や車種に応じて通行料金が精算される。
雑学
紛失時
紛失時は、入場IC等を証明できるものがなければ、当該車種の最高料金を取られることがある。
実際には、ICで全ての車の
ナンバープレート
が撮影されているので、調べようと思えば調べることは可能なのだが、時間もかかり面倒なので、これは原則としてしないらしい。
入った場所と時刻を申告し、それが証明できればそこからの料金となるが、いずれにせよ事務手続きが必要となるようである。また、もし紛失した場合は料金所ゲートではなく、事務所で相談するべきである。さもないとゲートが渋滞し、後続車に迷惑が掛かる。
入場してすぐUターン
ICで通行券を取って入り、すぐ出場ゲートをくぐろうとした場合は、料金はいくらになるのか。
料金そのものは0円であるらしい。が、高速道路ではUターンが禁止されているため、道路交通法違反となり反則切符を切られる上に「罰金」を支払うことになるようである。
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