軽自動車の燃料は軽油
読み:けいじどうしゃのねんりょうは-けいゆ

 軽自動車に給油するのはレギュラーガソリンではなく軽油(ディーゼル)である、という都市伝説である。
目次

概要
 日本には様々な乗用車の区分があるが、軽自動車もその一つである。
 目印は、ナンバープレート黄色地に黒文字、またはその反転である。
 軽自動車は小型で安いことを最大の利点とするため、安価なガソリンエンジンが搭載される(ディーゼルエンジンは高い)。従って、燃料はほぼ100%、レギュラーガソリンである。

特徴

事件
 軽自動車という名前と軽油という名前から、最近流行しているセルフ式ガソリンスタンドで軽自動車に軽油を入れ、エンストを起こす事故が多発しているらしい。
 なお、軽自動車の軽と、軽油の軽は、全く無関係である。
 軽自動車の燃料だから軽油というのではない。

注意
 乗用車の燃料は、使用しているエンジンごとに決まっている。ガソリン車は、ガソリンでしか走らない。
 日本では「レギュラーガソリン」「ハイオクガソリン」の二種類が販売されている。

車屋の説明
 車を買う場合、新車であろうが中古であろうが、ディーゼル車を買ったときには、念入りに「燃料は軽油」と説明を受ける。
 ディーゼル車にガソリンを入れてしまうとエンジンが故障し、そのまま廃車になる可能性が高いからである。
 一方、ガソリン車の場合は「燃料はガソリン」といったような説明は原則としてなく、ガソリンにレギュラーとハイオクの二種類があることも説明はない。バカが増えたことに、車屋が対応しきれていないようである。

セルフ側の対応
 最近のセルフは、軽油ではなくディーゼルと書く店が増えているようである。
 たまに、軽に乗ったDQNがウロウロしては、給油せずに出て行く姿が見られるらしい。
 もしここで軽油と書かれていたら、それを給油した可能性が高い。
 更には、注意書きまで貼るセルフも存在する。
 

関連
 都市伝説をまとめると、次のようになる。
車種燃料
重機重油
ハイブリッド車廃油
トレーラーラー油
軽自動車軽油
軽トラック
原付原油

報道など
 2006(平成18)年2月23日、TBSテレビはホンダの新型軽自動車「ゼスト」発表の報道において、次のように述べた。
 軽自動車は、ガソリンに比べて税金の安い軽油を利用することや、乗用車に引けをとらない性能の向上で人気が集まっています。
 この報道から読み取れる、軽自動車の特徴は、次の二点である。

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