奄美大島
読み:あまみ-おおしま
外語:Amamio^shima Island
南西諸島
に属する
薩南諸島
に属する
奄美諸島
にある島の一つ。
目次
概要
自治体
基本情報
通信
略史
沿革
地理
地勢
運輸
道路
道の駅
鉄道
飛行場
特徴
気象
規模
自治体合併
永住者向け
過疎化
概要
鹿児島から南に約380kmの位置にある。
奄美諸島最大の島である。
自治体
鹿児島県大島支庁に属し、現在は1市2町2村の5自治体がある。
奄美市
大島郡龍郷町
大島郡大和村
大島郡宇検村
大島郡瀬戸内町
基本情報
地域: 九州地方、
奄美諸島
位置
: 北緯28°30′、東経129°付近
面積: 712.38km
2
人口: 約68,000人
通信
郵便番号
: 894-xxxx
市外局番
: 0997 (名瀬MA、番号区画コード657) (全島共通)
略史
慶長14年3月8日(1609年4月12日): 薩摩藩、奄美大島を制圧
1945(昭和20)年9月2日: 米軍の統治下に落ちる
1953(昭和28)年12月25日: 日本に返還
沿革
古代の遺跡などがあり、古くから人が住んでいたことが知られる。
やがて琉球に攻め込まれて支配される。江戸時代になると薩摩藩が琉球を平定し、此島は薩摩藩が統治するようになる。
やがて廃藩置県により、薩摩藩は廃され鹿児島県となった。
大東亜戦争終結後はアメリカに支配されるが、
本土
から分離されてしまい日本政府からの補助金が途絶えてしまったため経済的に疲弊、本土復帰運動が激化した。耐えかねたアメリカは、奄美の統治を諦めて日本に島を返還した。
地理
地勢
島の最高峰は、湯湾岳(694m)である。
島の周囲は460kmとされ、海岸線も広い。
周辺に、次のような島がある。
喜界島
枝手久島
加計呂麻島
与路島
請島
徳之島
運輸
道路
国道58号
鹿児島県道79号名瀬瀬戸内線
鹿児島県道81号名瀬竜郷線
鹿児島県道82号竜郷奄美空港線
鹿児島県道601号佐仁万屋赤木名線
鹿児島県道602号佐仁赤木名線
鹿児島県道605号名瀬港線
鹿児島県道607号小湊朝戸線
鹿児島県道609号山間役勝線
鹿児島県道611号戸口大勝線
鹿児島県道612号篠川下福線
鹿児島県道626号蘇刈古仁屋線
鹿児島県道627号曽津高崎線
竜郷林道
奄美中央林道
知名瀬林道
大名林道
宇検中央林道
嘉徳青久林道
林道阿木名線
スタルマ林道
大金久林道
道の駅
島内には1ヶ所の
道の駅
が存在する。
駅名
沿線道路
所在地
電話番号
奄美大島住用
国道58号
奄美市住用町石原478
0997-56-3355
鉄道
島内に一般的な
鉄道
はないが、マングローブ林見物用の乗り物がある。
マウンテンライナー
飛行場
奄美空港(あまみくうこう)(ASJ、RJKA) (奄美市) 地方管理空港
特徴
気象
亜熱帯海洋性気候に属し、年間を通して高温多湿である。
降水量が多く、台風の常襲地でもある。
1961(昭和36)年〜1990(平成2)年の30年間の統計では、日平均気温が10℃以下になる日がない。このため季節は、春夏夏秋、と巡る。
5月上旬から梅雨が始まり、6月下旬に梅雨が明ける。
年間の1/3は、日最高気温が25℃以上の
夏日
である。
規模
日本の島では、本州などを除けば佐渡島に次いで五番目に大きな島である。
「東洋のガラパゴス」とも呼ばれ、日本では二番目の広さを持つマングローブ原生林や、国の特別天然記念物「アマミノクロウサギ」、県鳥「ルリカケス」、その他絶滅危惧種など貴重な動植物の宝庫となっている。
自治体合併
大きな島であったため、かつては名瀬市、大島郡笠利町、龍郷町、住用村、大和村、宇検村、瀬戸内町と、1市3町3村の7自治体があった。
市町村合併が持ち上がるが、龍郷町は合併協議会に不参加、奄美大島以外の島を抱える瀬戸内町は奄美市という新市名案に反発して合併協議会から離脱するなど、島内のまとまりは良くない模様である。
結果、名護市+住用村+笠利町→奄美市となった。
永住者向け
島内には
幼稚園
/
保育所
から、
小学校
、
中学校
、高等学校まであり、また
養護学校
もある。
大抵のものは奄美市に揃っている。
病院
、保健所、家電屋、家具寝具店などは奄美市を中心に有り、島での生活に困ることはないようである。
家庭裁判所
、
簡易裁判所
、
地方裁判所
の支部が奄美市にある。
過疎化
学校は高校まで揃っていて充分とは言え、娯楽が少ないと言うことで過疎化は進んでいる。
人口減に対応するため、小学校や中学校の統廃合が進んでいる。
再検索