国道8号
読み:こくどう-はちごう
外語:R8: Route 8

 新潟県新潟市から、富山県、石川県、福井県、滋賀県と日本海側を通り、京都府京都市までを結ぶ一般国道で、かつての五畿七道の一つ北陸道が整備されたものである。
目次

概要

起点・終点

設計諸元

規制等

法定路線名

指定区間
 全区間が指定区間である。

通称
 以降、国道1号との重複区間は「東海道」である。

バイパス
 (現)は現道であるもの。

新潟県

富山県

富山県〜石川県

石川県
 金沢東部環状道路(金沢市今町〜金沢市鈴見台)も当初は国道8号バイパスとして計画されていたが、最終的には国道159号バイパスとなった。

福井県

滋賀県

滋賀県〜京都府
 大津市横木以西は、全区間が国道1号五条バイパス(現在は国道1号の現道)に重複する。

重複区間

新潟県

石川県

福井県

滋賀県

滋賀県〜京都府

沿革

状況

キロポスト
 長い国道として上位に入る道路である。正式な起点は新潟市中央区の本町通だが、キロポストの数値は単独区間となる紫竹山ICからの距離になっている。

今昔
 北陸自動車道が開通する前は、北陸を移動するための重要な幹線だった。沿道にはトラックドライバーや旅行者向けの料理屋、通称「ドライブイン」が建ち並び、名物「タラ汁」が出されていた。しかし、道は細く険しく、通行にはまったく適していなかった。
 北陸自動車道開通後は、長距離移動は無事に高速道路へと移り走行性は大幅に向上、一方の国道8号は近・中距離移動用となり、ドライブインは姿を消していった。

新潟県
 親不知の峠越え付近は、仮にも一桁国道にも関わらず、制限速度30km/h(72km/hBeat)というよろしくない区間がある。
 しかもこの付近でよくネズミ捕りが行なわれており、ますますよろしくない。

滋賀県
 米原から草津まで片側1車線と細く、立体も整備されていない上に交通量が多いため、常に渋滞している。
 なお、地元民は湖東〜湖南の移動に朝鮮人街道(県道2号)や湖岸道路を用いている。

京都府
 京都府区間は、全区間が国道1号と重複する。
 その上、国道標識などは一切存在しないため、誰も国道8号の存在を意識することはない。

特徴

接続する主な道路
 現道となったバイパスと交差する道路は含むが、現道から遠いバイパスについては、交差する道路があってもここに含まない。

高速道路、自動車専用道路

国道(一般道)

新潟県

富山県

石川県

福井県

滋賀県
 これ以降、国道1号と重複区間。

京都府
 京都府内は全区間が国道1号との重複区間。

地方道

新潟県

富山県

石川県

福井県

滋賀県
 これ以降は国道1号に重複するため略。

京都府
 全区間が国道1号に重複するため略。

沿道施設、観光地等

新潟県

富山県

石川県

福井県

滋賀県

京都府
 全区間が国道1号に重複するため略。

道の駅
 沿道に13の道の駅がある。

主な橋

新潟県

富山県

石川県

福井県

滋賀県

京都府
 全区間が国道1号に重複するため略。

主なトンネル

新潟県

富山県

石川県

福井県

滋賀県
 これ以降は国道1号に重複するため略。

京都府
 全区間が国道1号に重複するため略。

主な峠

並行する鉄道

経由する自治体
新潟県
新潟市 ‐ 三条市 ‐ 見附市 ‐ 長岡市 ‐ 刈羽郡刈羽村 ‐ 柏崎市 ‐ 上越市 ‐ 糸魚川市
富山県
下新川郡朝日町 ‐ 入善町 ‐ 黒部市 ‐ 魚津市 ‐ 滑川市 ‐ 中新川郡上市町 ‐ 富山市 ‐ 射水市 ‐ 高岡市 ‐ 小矢部市
石川県
河北郡津幡町 ‐ 金沢市 ‐ 石川郡野々市町 ‐ 白山市 ‐ 能美郡川北町 ‐ 能美市 ‐ 小松市 ‐ 加賀市
福井県
あわら市 ‐ 坂井市 ‐ 福井市 ‐ 鯖江市 ‐ 越前市 ‐ 南条郡南越前町 ‐ 敦賀市
滋賀県
長浜市 ‐ 米原市 ‐ 彦根市 ‐ 犬上郡豊郷町 ‐ 愛知郡愛荘町 ‐ 東近江市 ‐ 近江八幡市 ‐ 蒲生郡竜王町 ‐ 野洲市 ‐ 栗東市 ‐ (草津市 ‐ 大津市)
京都府
(京都市)
 栗東市以西は国道1号に重複しており、実体が無い。

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