国道41号
読み:こくどう-よんじゅういちごう
外語:R41: Route 41

 愛知県名古屋市東区から富山県富山市金泉寺までを結ぶ国道。延長252.1km。
 一部区間について、白川街道、益田街道、越中東街道、飛騨街道などとも呼ばれる。
 国道19号と接続する高岳交差点を起点に、国道8号と接続する金泉寺に至る。途中、岐阜県美濃加茂市内で国道21号および国道248号、同県加茂郡川辺町内で国道418号、同郡白川町から同県下呂市金山町までは国道256号とそれぞれ重複する。
 通過する主要な都市は愛知県小牧市、犬山市、岐阜県美濃加茂市、下呂市、高山市、飛騨市。
 概ね鉄道のJR高山本線と併走する経路を取るが、岐阜県飛騨市の山越え区間は、南〜東の越中東街道を通る経路を選択している。JR高山本線は西〜北の経路を選択しており、ここに併走する越中西街道は現在国道360号や国道471号となっている。
 高速1号楠線、JR高山本線神岡鉄道、飛騨川、神通川と併走する。
 この道路は、ノーベル化学賞受賞者白川英樹が少年時代を過ごした岐阜県高山市、小柴昌俊ノーベル物理学賞を受賞したニュートリノ観測施設であるスーパーカミオカンデがある岐阜県飛騨市神岡町(旧 岐阜県吉城郡神岡町)、ノーベル生理学・医学賞受賞者利根川進が幼少を過ごした富山県上新川郡大沢野町(現・富山市)を通り、そしてノーベル化学賞受賞者田中耕一の出身地である富山県富山市に至るという、理学分野においては錚々たる場所を通りぬける道路ということで、"ノーベル街道" という名もある。

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