サウジアラビア王国
読み:サウジアラビアおうこく
外語:<ALEF><LAM><SEEN><AIN><WAW><DAL><YEH><TEH MARBUTA> <ALEF><LAM><AIN><REH><BEH><YEH><TEH MARBUTA> <ALEF><LAM><MEEM><MEEM><LAM><KAF><TEH MARBUTA>

 中東アジアの国の一つ。「サウディアラビア」とも書かれる。国号はサウード家のアラビア、の意。
目次

国に関する情報

基礎情報

一般情報

通信

政情、内政

外交、防衛

経済

国旗
 緑色の地色はイスラムにおける聖なる色。
 上半分に白く描かれるのは、クルアーンにある信仰告白シャハーダ(<SHEEN><HEH><ALEF><DAL><TEH MARBUTA>)の有名な一説で、イスラムでは五行の一つとして大切にされる。
 具体的には、アラビア語で「<LAM><ALEF> <ALEF_HAMZA><LAM><HEH> <ALEF_HAMZA><LAM><ALEF> <ALEF><LAM><LAM><HEH>」(ラー イラーハ イッラッラーフ)、「<MEEM><HAH><MEEM><DAL> <REH><SEEN><WAW><LAM> <ALEF><LAM><LAM><HEH>」(ムハンマダン ラスールッラー)、和訳すると「アッラーの他に神は無し。ムハンマドはアッラーの使徒なり。」と書かれている。
 下半分に白く描かれるのは、聖地メッカを守護するとされる剣が描かれている。

国の歴史や状況

気候
 サウジアラビアは、アラビア半島の大部分を占める広大な国家である。
 乾燥と猛暑が主な特徴であるが、湾岸部(ペルシャ湾、紅海)と内陸部では気候は大きく異なっている。

内陸部
 首都リヤドは内陸部にあるが、内陸は乾燥気候である。
 夏は日中で45℃以上、夜で20℃前後で、湿度は低い。
 冬場になると夜間には氷点下となることもある。標高の高い地域は特に冷え込む。冬季の旅行では、北海道並かそれ以上の防寒装備が必要である。

ペルシャ湾沿岸
 夏場は日中で50℃を超える日もある。
 冬場は日中で30℃程度だが、夜には氷点下になることもある。
 5〜6月頃は砂嵐が吹き、ほぼ毎日、空は砂嵐に覆われている。
 降水量は皆無だが、冬〜春にかけて、局所的に豪雨に見舞われることがある。

紅海沿岸
 紅海沿岸は亜熱帯性気候であり、高温多湿を特徴とする。
 年間を通して殆ど気温差はなく、最高気温は40℃以上、最低気温は30℃以上である。
 冬〜春にかけて、局所的に豪雨に見舞われることがある。
 こちらも砂嵐が多い。

略史

国の特徴

石油
 世界最大の産油国であり、日本も輸入原油の約30%を依存している。
 サウジと、隣国のアラブ、イランの三国で、日本の原油総輸入量の80%になる。


 暦として、西暦に加えて、ヒジュラ暦(イスラム暦)が採用されている。新聞やカレンダー等では、両暦併記である。この暦は純粋な太陰暦で、日本の旧暦と違って閏月が無い。
 ヒジュラ暦では、日付の境は日没であり、一日は日没から翌日の日没までである。
 サウジアラビアの祝日は基本的にこのヒジュラ暦によるため、毎年その日は変動する。が、建国記念日だけは西暦に基づいて祝われる。

著名人
 サウジアラビアの著名人に、次のような人たちがいる。

隣接する国・地域

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