父島
読み:ちちじま
外語:Chichijima Island
小笠原諸島
に属する
父島列島
の中心島。
小笠原村
の中心となる島で、村役場と支庁舎が父島西町に存在する。
目次
概要
自治体
基本情報
通信
沿革
地理
地勢
運輸
道路
道の駅
鉄道
飛行場
特徴
観光
不動産
総理大臣
概要
自治体
東京都
小笠原支庁
管内
小笠原村
に属する。
小笠原村役場は、父島字西町にある。
基本情報
地域:
小笠原諸島
位置
: 北緯27°3′、東経142°11′
面積: 約23.80km
2
人口: 約2000人
通信
郵便番号
: 100-2101
電話の
局番
:
04998
-2 (父島局収容)
2001(平成13)年10月末現在の父島局の収容回線数は、
アナログ回線
が1,197件、
INSネット64
が559件と発表されている。
つまり加入回線中、実に31.8%がISDNということになり、同時期のNTT東日本の平均である約20%を大きく上まわっている。
人口などを考えると、民間企業が光ファイバーやxDSLを引くことは期待できなかった。しかし、公共事業として光ファイバーが敷設され、ようやく通信環境が整った(詳細→
小笠原村
)。
ちなみにISDNには離島特例料金はないので、他の地域に電話しようとすると非常に高くなる。一方、かつてのアナログ回線は途中に衛星回線を経由したため、その場合にはダイアルアップ接続しようとするとプロバイダーによっては
認証
が
タイムアウト
してしまったそうである。
沿革
1543(天文12)年: スペイン船に発見される
1675(延宝3)年: 幕府が来島
1830(天保元)年: ハワイからの入植者が来島
1853(嘉永6)年: ペリーが来島、自治政府が作られる
1862(文久2)年: 幕府が小笠原を日本領と宣言、八丈島から入植が始まる
1920(大正9)年: 陸軍駐屯開始
1944(昭和19)年: 島民、安全のため
本土
への強制疎開
1945(昭和20)年: 日本敗戦、米軍に占領される
1968(昭和43)年: 日本に返還される
2010(平成22)年10月: 通信網として光ファイバー到達
2013(平成25)年4月14日: 安倍晋三総理大臣が訪問 (現職首相として初)
地理
地勢
島の最高峰は、中央山(318m)である。
島の周囲は52kmとされ、海岸線も広い。
周辺に、次のような島がある。
聟島
(ケーター島) (北方向)
兄島 (北方向)
弟島 (北方向)
西島 (北方向)
南島 (南方向)
母島
(南方向)
運輸
道路
東京都道240号父島循環線
道の駅
島内に
道の駅
はない。
鉄道
島内に
鉄道
はない。
飛行場
島内に
飛行場
はない。
特徴
観光
東京から船で25時間程度。
山には珍しい野生種があり、海にもイルカや鯨が泳ぐ。
宿泊施設は50程度存在する。
不動産
父島や
母島
には不動産屋がない。
このため、土地が欲しければ直接地主と交渉し書類をかわす必要がある。
総理大臣
父島を初めて訪れた現職の総理大臣は安倍晋三である。
安倍晋三内閣・第二次の2013(平成25)年4月14日、大東亜戦争の激戦地
硫黄島
を訪問した後、父島を訪れた。
父島には飛行場がないが、総理大臣は海上自衛隊の保有する水陸両用の飛行艇US-2の4号機(9904)で父島へと降り立った。
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