父島
読み:ちちじま
外語:Chichijima Island

 小笠原諸島に属する父島列島の中心島。小笠原村の中心となる島で、村役場と支庁舎が父島西町に存在する。
目次

概要

自治体
 東京都小笠原支庁管内小笠原村に属する。
 小笠原村役場は、父島字西町にある。

基本情報

通信
 2001(平成13)年10月末現在の父島局の収容回線数は、アナログ回線が1,197件、INSネット64が559件と発表されている。
 つまり加入回線中、実に31.8%がISDNということになり、同時期のNTT東日本の平均である約20%を大きく上まわっている。
 人口などを考えると、民間企業が光ファイバーやxDSLを引くことは期待できなかった。しかし、公共事業として光ファイバーが敷設され、ようやく通信環境が整った(詳細→小笠原村)。
 ちなみにISDNには離島特例料金はないので、他の地域に電話しようとすると非常に高くなる。一方、かつてのアナログ回線は途中に衛星回線を経由したため、その場合にはダイアルアップ接続しようとするとプロバイダーによっては認証タイムアウトしてしまったそうである。

沿革

地理

地勢
 島の最高峰は、中央山(318m)である。
 島の周囲は52kmとされ、海岸線も広い。
 周辺に、次のような島がある。

運輸

道路

道の駅
 島内に道の駅はない。

鉄道
 島内に鉄道はない。

飛行場
 島内に飛行場はない。

特徴

観光
 東京から船で25時間程度。
 山には珍しい野生種があり、海にもイルカや鯨が泳ぐ。
 宿泊施設は50程度存在する。

不動産
 父島や母島には不動産屋がない。
 このため、土地が欲しければ直接地主と交渉し書類をかわす必要がある。

総理大臣
 父島を初めて訪れた現職の総理大臣は安倍晋三である。
 安倍晋三内閣・第二次の2013(平成25)年4月14日、大東亜戦争の激戦地硫黄島を訪問した後、父島を訪れた。
 父島には飛行場がないが、総理大臣は海上自衛隊の保有する水陸両用の飛行艇US-2の4号機(9904)で父島へと降り立った。

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